2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

[今日のうた] 9月

[今日のうた] 9月 素見物(すけんぶつ)見て居る顔をあげられる (『誹風柳多留』、「素見物」とは、吉原など遊郭で、並ぶ遊女を見るだけの客。「あの娘、いい女だなあ」とうっとり眺めていたら、さっそく別の客に指名されてしまった。あるべくしてあることだろ…

[今日の絵] 9月後半

[今日の絵] 9月後半 16 Kristian Zahrtmann : ユバルとその家族 今日から「音楽」の絵。旧約『創世記』に登場する「ユバル」は音楽の発明者とされている人物。音楽には、弾く、歌う/聴く(さらには踊る)という人と人との関係が含まれ、人と人とのよい関係性…

[オペラ] R.シュトラウス《サロメ》Metライブ

[オペラ] R.シュトラウス《サロメ》Metライブ 東劇 9.24 クラウス・グート演出、2025.5.17 Met上演。グート演出は、通常の《サロメ》とは違い、王女サロメの少女性を徹底的に前景化する面白いものだった。サロメは成熟した女性というよりは、いつまでも少女…

[オペラ] ショスタコーヴィッチ《鼻》Metライブ

[オペラ] ショスタコーヴィッチ《鼻》Metライブ 東劇 9.16 2013.10.26のMet上演。W.ケントリッジ演出、P.スメルコフ指揮 (写真上↑)原作のゴーゴリ『鼻』1836は、下級官吏の八等官コワリョフがある朝起きてみると、鼻がなくなっており、新聞広告を出してそれ…

[オペラ] プッチーニ《蝶々夫人》ロバート・ウィルソン演出 パリオペラ座ライブ

[オペラ] プッチーニ《蝶々夫人》ロバート・ウィルソン演出 パリオペラ座イン・シネマ 東宝シネマズ日本橋 9.13 (写真↓は、舞台、左側はピンカートン、そしてエレオノーラ・ブラット演じる蝶々夫人) 2024年9月30日 パリ・オペラ座上演の映画版。前衛演出家ウ…

[今日の絵] 9月前半

[今日の絵] 9月前半 1 François Boucher : La Petite Laitière 1769 タイトルは「ミルク運びの少女」。今日から「立ち姿」を見てゆく。重いものを運んでいる時、身体の各部分に重力の複雑な均衡が割り当てられるが、そうでない時でも、身体は自分の各部分と…

[オペラ] モーツァルト《魔笛》Metライブ

[オペラ] モーツァルト《魔笛》Metライブ、東劇 9.8 (↓キャラクターの「鳥」性を強調した演出。パパゲーナも「鳥」) 2017年10月14日のMet上演の映像、ジェイムズ・レヴァイン指揮。《魔笛》なのだから、音楽も歌手も申し分ないが、演出家ジュリー・ティモア…

[オペラ] ワーグナー《ワルキューレ》 ROHライブ

[オペラ] ワーグナー《ワルキューレ》 ROHライブ 東宝シネマズ日本橋 9.5 (↓ワルキューレたち、後方の焼け焦げたトネリコの樹、下に並んでいる戦士たちの遺体は焼け焦げたトネリコの枝。写真下はジークリンデの家に来たジークムント、焼け焦げたトネリコの木…

[オペラ] モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》 Metライブ

[オペラ] モーツアルト《コジ・ファン・トゥッテ》 Metライブ 東劇 9.2 (写真↓は、ドラベッラ(イザベル・レナード)とフィオルディリージ(スザンナ・フィリップス)) 2014年4月26日のMet上演。指揮ジェイムズ・レヴァイン、演出レスリー・ケーニッヒ。場所は「…