2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
[今日のうた] 2月 浄水にすすぐ掌(てのひら)いまだ血を噴くまで愛を遂げしことなし (森淑子『冷ゆる馬鈴薯』1977、昭和はだいぶ遠くなった、今の若い歌人なら「血を噴くまで愛を遂げる」とか言いそうもない) 1 壜の中さむき脳(なづき)の彼生きて在りし日い…
[今日の絵] 2月後半 2.15 野口小蘋(しょうひん) : 美人読書図 今日からは日本画。作者1847-1917は女性として初めて帝室技芸員に任命された人で、「明治の三大閨秀画家」の一人と言われる。華族女学校(現在の学習院)で4年間教鞭をとり、その後も宮家や皇族…
[オペラ] モーツアルト《フィガロの結婚》 めぐろパーシモンH 2.19 (↑隈研吾による舞台装置、場所はホテルという設定、四幕とも同じだが、変化する照明の下で回転し、光の反射が美しい) ひさしぶりの《フィガロ》だが、歌のあまりの美しさに、何度も涙が溢れ…
[演劇] イプセン『社会の柱』新国立劇場・演劇研究所研修生公演 2.13 アンネ・ランデ・ペータス訳、宮田慶子演出、 イプセン1828-1906の『社会の柱Samfundets støtter 1877』、こんな素晴らしい作品があるとは。日本では2020年に初演、今回が二度目とか。『…
[今日の絵] 2月前半 1 Rembrandt : Philosopher Reading 1631 今日から主題は「窓」、「窓」はそれ自体が絵の対象になる。明るさの調整と、室内の人間の室外に対する関係を表現しているのが「窓」。これは天井の高い部屋で本を読み耽る哲学者、光の中に人と…
[オペラ] R.シュトラウス《アラベッラ》 Metライブ 新宿ピカデリー 2.6 2025年11月25日Met上演の映像。私は2010年10月に新国でフィリップ・アルローの現代的演出を観たが、今回のMetの方がずっとよかった。オットー・シェンクの古典的演出が重厚で、とにかく…