[折々の写真] 11.12月
11.6 吉田喜重『エロス+虐殺』1970は、私は東大入学直後、新宿のATGで見た。一柳慧の音楽、現代の若い男女との重複等、1968年革命とオーバーラップする前衛映画の傑作。細川俊之の大杉栄、岡田茉莉子の伊藤野枝が素晴らしく、神近市子の楠侑子、辻潤の高橋悦史も個性的。全篇に暗い美しさが横溢し、不協和・即・協和に。動画3分
https://www.youtube.com/watch?v=NWVrSxivE1Y
13 マリリン・モンロー1926-62は、ビリー・ワイルダー『お熱いのがお好き』1959が一番記憶に残る。ワイルダーの名作だからこそ、モンローが美しいのだろう。彼女はやはりコメディーでこそ、最高にいい女。2分の動画
https://www.youtube.com/watch?v=FShGiO5V01c
20『アメリ』2001は、オドレイ・トトゥがとても可愛い。彼女のせいでパリの人も街も暖く感じられるのが不思議だ。人が素敵だと街も素敵なのだろう。オートバイ・デートの動画30秒、『ローマの休日』より疾走感がある
https://www.youtube.com/watch?v=GSiBSw-SkpI
27感動的な映画『少年時代』1990、柏原兵三の実話小説『長い道』が原作、東京の良家のひ弱なお坊ちゃま少年が、疎開先の田舎の少年たちに揉まれて逞しく成長、見事なスクール・カースト、「番長」の少年タケシの素晴らしい魅力、少年の母親役岩下志麻もいい 短い動画2つ
https://www.youtube.com/watch?v=ukXscIEcZos&list=RDukXscIEcZos&start_radio=1
https://www.youtube.com/watch?v=NEmn8hLo0_Q
12.4 福島拓哉『モダン・ラブ』2018は、恋愛映画の傑作、最近の恋愛映画はアイデンティティ・クライシスが主題なのか、本作も、何人もの可能世界の自己=ドッペルゲンガーと対決しつつ、死んだ恋人を追悼するミカ[稲村梓]が美しい、動画↓ [折々の写真、少し休みます]