[オペラ] R.シュトラウス《サロメ》Metライブ

[オペラ] R.シュトラウスサロメ》Metライブ 東劇 9.24

クラウス・グート演出、2025.5.17 Met上演。グート演出は、通常の《サロメ》とは違い、王女サロメの少女性を徹底的に前景化する面白いものだった。サロメは成熟した女性というよりは、いつまでも少女なのだが、そもそも少女とは決して無垢なものではなく、小さい少女でも人形の身体をバラバラに分解して、それに快感を感じたりする、そのような存在なのだ。サロメがヨナカーンの切り落とされた首を恍惚として抱くのも、人形をバラバラにする少女の延長なのだ。オスカーワイルド『サロメ』とはたぶん違う解釈なのだろうが、これはこれで面白い。少女服のサロメが、かなりエロいのが印象的だった。

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