[美術展] 「安藤正子 普通の日々」原美術館ARC

[美術展] 「安藤正子 普通の日々」原美術館ARC 4.21

伊香保の原美術館ARCに行った。青空のもと、八重桜と新緑が美しい。安藤正子の作品がなぜ日本美術を置く観海庵にあるのか不思議だったが、見たら納得。素材は油絵でもコンセプトは日本画なのだ。奥行き感がなく、空間にぽっかり浮かんだ二次元的な広がりが美しい。形もデフォルメされており、これはまさに日本画。日常生活のさりげない風景は、意外に日本画的表現に適しているのかもしれない。他の画家も含めて興味深かった絵を貼っておく。カルル・アペルも工藤哲巳も、線と色に<力が張りつめている>感じが凄い。工藤の「平面循環体に於ける増殖性連鎖反応 1958」は、当時「反芸術」を標榜していたらしいが、今見ればまったくの「芸術」だ。(今回見た絵のうち、以下に貼ったものは、原美術館ARC以外の場所からの引用も含みます)

 

・安藤正子 キャロット・ジュース 2023

 

・安藤正子 前髪を切る(部分) 2025

 

・カルル・アペル ヒロシマの子供 1958

 

・工藤哲巳  平面循環体に於ける増殖性連鎖反応 1958