[今日の絵] 5月後半

[今日の絵] 5月後半

23 Nicolas Jean Baptiste Raguenet : le Pont Neuf et la Samaritaine 1757

橋とは、川=自然における人間の分断=否定に対抗する、人と人の結びつき=肯定だから、橋はそれ自体が美しい。今日からは、繰り返し描かれてきたパリのポンヌフ橋を、右に見えるのは百貨店サマリテーヌ。ラグネ1715-93はフランスの画家、パリを描いた

 

24 Giuseppe Canella : La Cité et le Pont-Neuf, vus du quai du Louvre 1832

タイトルは「ルーヴル河岸から望む、シテ島とポンヌフ橋」、手前の河岸を行き交う人々に活気がある。カネッラ1788-1847はイタリアの画家、都市や風景を描いた

 

25 Renoir : Pont-Neuf 1872

ルノワールは、初夏の明るい日差しのポンヌフ橋を描きたかったのだろう、光が溢れて、行き交う人々もどこか楽しげ

 

26 Pisarro : The Pont-Neuf, Rainy Afternoon 1901

前日のルノワールと違って、こちらはポンヌフ橋の「雨の降る午後」、雨なのに、橋の上をゆく人々も、橋の下をくぐる船も、どこか楽しそう

 

27 Angelo Dall'Oca Bianca : Passeggiata sul Ponte Nuovo 1893

ポンヌフ橋を渡る母と娘2人、母のピンと張った姿勢がいい。ビアンカ1858-1942はイタリアの画家、都市の橋もたくさん描いている

 

28 Albert Lebourg : Le Pont Neuf et la Seine 1905

手前の船着き場、セーヌ河、ポンヌフ橋、樹木、建物、そして空から構成される構図と、色彩のバランスとが絶妙。ルブール1849-1928はフランス印象派の画家

 

29 Emma Chadwick : The Pont Neuf

ちょうどポンヌフ橋の下をちょうど船が通り抜けることを描きたかったのだろう、季節は秋か、水の色がいい。エマ・チャドウィック1855-1932はスウェーデン生れでフランスの女性画家、人物画を多く描いた人

 

30 Édouard Cortes : Pont Neuf

夕刻の雨上がりの路面と、重い灰色の空が、後方の灯火を挟むようにして美しい。コルテス1882-1969はフランスの画家、パリの美しい姿をたくさん描いた

 

31 Albert Marquet : The Pont Neuf, Paris 1935

アルベール・マルケ1875-1947はフランスの「野獣派」と言われる画家、色鮮やかな絵が多いが、この「ポンヌフ橋」は穏やかな色彩、セーヌ河の色もいい