2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
[今日の絵] 4月後半 21 Mosaic detailing a Roman slave (ルーブル美術館) 人間を描いた絵の中でも、「労働」や「働く姿」は、描くに値する重要な主題だ、近代以降の絵に多いが、しかし古い絵にももちろんある、これはローマの奴隷、モザイクの大きな絵の一…
今日のうた(132) 4月ぶん 春の花の色によそへし面影のむなしき波のしたにくちぬる (建礼門院右京大夫、「春の桜の色のように美しかった平維盛さまは、ああ、熊野灘の海底で朽ちておしまいになった」、作者と親交のあった平氏の貴公子、平維盛は、一ノ谷の戦…
折々の言葉(2) 3,4月ぶん 生きることの目的は、生きることそれ自体にあります。(ゲーテ「J.H.マイヤー宛書簡」) 3.4 生きているということは誰かに借りをつくること、生きてゆくということはその借りを返してゆくこと。(永六輔) 3.7 風立ちぬ、いざ生きめ…
[オペラ] R.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》Metライブ Movixさいたま (写真上↓は本幕の舞台、視覚的に美しく、三人の妖精が中空から歌うのはとてもよかった、下の写真は序幕、ギリシア悲劇由来のオペラとイタリア喜劇を同時に混ぜてやれという伯爵命…
[今日の絵] 4月前半 1 カリアティードの乙女 アクロポリス神殿 「カリアティードCaryatid」とは建築の支えとなる柱の彫刻のこと、頭にはバスケットがあり、アテナやアルテミスの神聖な饗宴に供するものを容れたとされる、カリアティードはやはり、アクロポリ…