2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日のうた(144) 4月ぶん

今日のうた(144) 4月ぶん 雪山に春の夕焼滝をなす (飯田龍太1951『百戸の谿』、30歳の作者は、故郷の山梨県境川村で妻子と貧乏な暮らし、「ある夕方、夕焼けが春の雪山に映って輝いている、まるで滝のように見える」、「滝をなす」という結句がいい) 1 春の…

[演劇] トニー・クシュナー『エンジェルス・イン・アメリカ』

[演劇] ニー・クシュナー『エンジェルス・イン・アメリカ』 新国 4月25日26日 (写真↓は、エイズに苦しむ若者たち、下の右端がプライアー[岩永達也]) 上村聡史演出、二日間でⅠ部Ⅱ部合わせて合計7時間の大作。小田島創志の翻訳がよく、科白の言葉に耀きと深み…

折々の言葉(8) 3、4月ぶん

[折々の言葉] 3、4月ぶん 長い間たがいに口に出さずに胸に畳んでおける事柄がある。だが、ひとたび口に出されたが最後、それはたえず繰り返されるのだ。(コンスタン『アドルフ』) 3.3 人間の心、地震計のように美しいもの。(ブルトン『ナジャ』) 6 彼女が美…

[今日の絵] 4月後半

[今日の絵] 4月後半 17 Walter Granville-Smith:A cup of tea 1904 ウォルター・グランビル・スミス1870~1938はアメリカの画家、西洋はカップル社会だが、複数の女性が一緒にいる絵も多い、男性を含むよりは女性だけの方がくつろげるのか、この絵は、左の…

[今日の絵] 4月前半

[今日の絵] 4月前半 1 Pissaro : Spring Morning, Pontoise 1874 今日から、少し「春」の光景を、中央の樹の形がよく、全体の構図と色のバランスがとてもいい、ポントアーズはフランス中央部のヴァル=ドワーズ県にある、朝から人々は働いている 2 Monet : S…

[オペラ] R.シュトラウス≪平和の日≫

[オペラ] R.シュトラウス≪平和の日≫ 渋谷・オーチャドホール 4月8日 日本(アジア?)初演と聞いて驚いたが、その主な理由は、戦後、この作品はシュトラウスのナチス協力とみなされて、ほとんど上演されなかったかららしい。この作品は、ミュンヘン講和が成立…

[映画]  ケイコ 目を澄ませて

[映画] ケイコ 目を澄ませて 田端・Cinema Chupki 4月3日 (写真↓はケイコ[岸井ゆきの]とジムの会長[三浦友和]) 見ながら、私は、ロベール・ブレッソンの映画を思い出した。人間が真剣に生きている姿は、ただそれだけで、何と美しいのだろう! 映画という媒体…