2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

[オペラ] ヴァン・ホーヴェ演出《ドン・ジョバンニ》

[オペラ] ヴァン・ホーヴェ演出 モーツァルト《ドン・ジョバンニ》 Metライブ Movixさいたま (写真↓は舞台、全体は二幕だが、すべてがこの地下室のような場所で生起し、太陽の光は一度も出てこない) 2023年5月20日Met上演、さすがヴァン・ホーヴェ演出で、こ…

[演劇] 野田秀樹『兎、波を走る』

[演劇] 野田秀樹『兎、波を走る』 東京芸術劇場 6月27日 (写真↓は舞台、たくさんの物語が時空をまたいで多重交錯しているので、全体が難解になった、写真上は、左から作家シャイロック・ホームズ、チェーホフ、中央が[不思議の国の]アリスの母、そして右が『…

今日のうた (146) 6月ぶん

今日のうた (146) 6月ぶん ひとつ脱いで後(うしろ)に負ひぬ衣更(ころもがへ) (芭蕉1688、「旅の最中で夏衣をもっていない、この衣を脱いで背中に背負い、衣更とするか」、「衣更」は、高校生の制服の転換のイメージがあったが、芭蕉の頃からあったのだ) 6.1 …

[演劇] 唐十郎『少女都市からの呼び声』

[演劇] 唐十郎『少女都市からの呼び声』 花園神社・紫テント 6月26日 (写真は舞台、おどろおどろしい肉体が乱舞する祝祭性、古代ギリシアのバッコス祭はたぶんこんな雰囲気なのだろう、奥山ばらばの踊りがいい) 新宿梁山泊、金守珍演出。花園神社の紫テント…

[今日の絵] 6月後半

[今日の絵] 6月後半 16 Victor Gabriel Gilbert : Elegance on a rainy day 都市は絵によく描かれる主題だが、雨の光景も多い、光の反射などで人も街も美しいからだろう、ヴィクトール・ジルベール1847~1933はフランスの画家、生涯をパリで過ごしパリの人々…

[折々の写真] 5,6月ぶん

[折々の写真] 5.5トリュフォー『突然炎のごとく』、主人公のカトリーヌ(ジャンヌ・モロー)が男たちをからかうために右側のセーヌ川に飛び込む。予定されたスタントマンが怖気づいてしまい、「じゃ、私がやるわよ!」とJM本人が飛び込んだ、「瞬間よ止まれ…

[折々の言葉]  5,6月ぶん

[折々の言葉] 5,6月ぶん 彼女はその恋を味わって悔いもなく、怖れもなく、悶えもなかった。(フロベール『ボヴァリー夫人』) 5.1 どうか私を想像してほしい。あなたが想像してくれなければ私は存在しないのである。(ナボコフ『ロリータ』) 5 [アルヌー夫人を…

[今日の絵] 6月前半

[今日の絵] 6月前半 1 Morisot : Young Lady Seated on a Bench, 1864 画家はただモデルの身体を描くのではなく、身体の姿勢や体勢を注意深く整える、体の向きや傾きだけでなく、何かを手にしていれば、それが体勢を創りもする、ベルト・モリソはマネの義妹…

[オペラ] ヴェルディ《リゴレット》

[オペラ] ヴェルディ《リゴレット》 新国立劇場 6月3日 (写真↓は舞台、ビルバオ歌劇場のも混じる、下は冒頭の舞踏会シーン) 10年前の、新国のクリーゲンブルグ演出版では現代の東京に場所を移していたが、このエミリオ・サージ演出版は伝統に沿った演出で、…

[演劇] 木ノ下歌舞伎『摂州合邦辻』

[演劇] 木ノ下歌舞伎『摂州合邦辻』 横浜KAAT 5月31日 (写真↓は舞台、糸井幸之介作曲の音楽はまるでミュージカルなのだが、ギリシア悲劇のコロスであるよりは、私には、皆が讃美歌を歌いながら踊っているように感じられ、涙が止まらなかった) 数年前に、木ノ…