2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

[今日の絵] 6月後半

[今日の絵] 6月後半 15 Modigliani : Madame Georges van Muyden, 1917 「ジョルジュ・ヴァン・ミュイデン夫人」はモディリアーニの知人なのか、彼の描く女性の美しさは、ある種のきわだった簡潔さに由来するのかもしれない、シンプルな顔、二次元平面的なド…

今日のうた(134) 6月ぶん

今日のうた(134) 6月ぶん 衣更(ころもがえ)駅白波となりにけり (綾部仁喜、6月1日は「衣更え」、女子高校生の紺色の制服が、夏の白色の上衣に変る、一人だとどうということもないけれど、駅のホームに大勢いると、「駅白波になりにけり」) 1 生きかはり死に…

折々の言葉(3)  5,6月ぶん

折々の言葉 5月 他のどんな人が取り組んでも、それを始めた当人ほどにはうまく完成されないような仕事がこの世にある。(デカルト『方法序説』) 2 歩いて旅をすること、それはタレス、プラトン、ピタゴラスのように旅をすること。哲学者たる者がどうして他の…

[演劇] 野田秀樹『パンドラの鐘』 杉原邦生演出

[演劇] 野田秀樹『パンドラの鐘』 杉原邦生演出 コクーン 6月24日 (写真は↓終幕近く、パンドラの鐘の下に立つミズオ(成田凌)とヒメ女(葵わかな)、この直後、ヒメ女は自らの意志で鐘の中に閉じ込められ、死ぬ) 1999年に世田谷パブリックシアターで、野田秀樹…

[演劇] 宮本研『美しきものの伝説』

[演劇] 宮本研『美しきものの伝説』 俳優座劇場 6月17日 (写真↑は、左から堺利彦、伊藤野枝、荒畑寒村) 実演を観るのは、この鵜山仁演出が二度目。。今回は科白をじっくり味わうことができた。終幕直前の大杉栄の言葉が素晴らしい。「花で飾った一本の杭を立…

[今日の絵] 6月前半

[今日の絵] 6月前半 1 Anthony van Dyck : Self-Portrait, ca.1620 ヴァン・ダイク1599~1641はバロック期のフランドルの画家、1620年にイギリスに滞在しジェームズⅠ世を描くなど宮廷画家として卓越していた、この瑞々しい自画像もその頃だが、彼はまだ20~2…

[演劇] デュレンマット『貴婦人の来訪』 

[演劇] デュレンマット『貴婦人の来訪』 新国立劇場 6月1日 (写真↓は、主人公の二人、クレールを演じた秋山菜津子と、イルを演じた相島一之、ともに素晴らしい名演) デュレンマットの原作の重要場面を、音楽を加味するなどメリハリを付けて前景化し、全体と…