[オペラ] ダニエル・カターン≪アマゾンのフロレンシア≫ Metライブ Movixさいたま 2月7日
(舞台↓、台本は、ガルシア・マルケスの弟子のマルセラ・フエンテス=ベレン、なるほどマジック・リアリズムに溢れている)
メキシコ人作曲家によるスペイン語のオペラで、初演は1996年、特に現代オペラという感じはないが、ラテン・アメリカの文化伝統の中で生まれたオペラ作品だ。ヒロインのフロレンシアを歌ったソプラノのアイリーン・ペレスもメキシコ人。アマゾン川出身のソプラノ歌手が、ジャングルで行方不明になったかつての恋人を訪ねて、川を客船で遡行するが難破してしてしまうという物語、仮に19世紀末の作品だと言われても違和感はないが、動物たちが美しい踊り子になっているのが印象的だった。(写真↓、上から、ピラニア、サギ、ハチドリ)
たしかに、人々の姿にもラテン・アメリカ固有の何かがある、それを感じさせるところがいい。(写真↓中央はフロレンシア、そして船旅をする倦怠期の夫婦)
40秒の動画
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