OUDS シェイクスピア『十二夜』

charis2018-08-05

[演劇] OUDS公演 シェイクスピア十二夜』  さいたま芸術劇場小ホール   8月5日


(写真右はポスター、下はオリヴィア役のChloé Delanney、もう一枚はセバスチャンを口説くオリヴィア)

オックスフォード大学の学生が上演する『十二夜』を観ました(さいたま芸術劇場小ホール)。演出も俳優もすべて学部学生なので、とても瑞々しい舞台でした。60年代ファッションにしたのがよく、オリヴィアは、タイトなミニのワンピースに(紺やピンク、赤など幾つも取り換える)、白いブーツ姿の、ちょっとイケてる、それはそれは可愛い女の子 。マライアもオリヴィアの「悪友」といったミニスカート姿のキャピキャピ娘で、オリヴィアとマライアはまるで賑やかな女子高校生のよう。一番素晴らしかったのは道化のフェステで、何と女の子の姿形のままのフェステ。声がもの凄くきれいで、フェステは歌を歌うから起用されたのでしょうが、こんな美しいブランク・ヴァースは聞いたことがありません。科白なのに、まるで音楽を聞いているようです。Susannah Townsendという人で、まだ学部の2年生(写真↓)。マルヴォーリオも良かった。謹厳直実にスーツ姿をピシッと決めていたのに、例の、黄色いストッキングとクロス・ガーターでオリヴィアの前に現われるシーンは、ペニス袋を付けた下着姿です。もう見るだけで恥ずかしい。オリヴィアとマライアだけでなく、女性観客も一斉にキャーっと叫んで目をそむけました。でも、全体にヴァイオラ役が生彩を欠いて、存在感が薄かったのが残念。